エアコンの容量

エアコンを購入する際には適切な能力のものを選ぶ必要があります。
いくらスイッチを入れても部屋が冷えなかったり、逆に冷えすぎて電気代がかかってしまうというのでは困ります。
適切なエアコンの容量を調べてぴったりのものを選ぶようにしましょう。
エアコンのメーカーカタログを見てみると部屋の大きさを一つの目安としています。
チェックするべきなのは部屋の畳数とエアコンの能力です。
エアコンの能力はkWであらわされています。この能力に対する畳数の記載を確認して決めるようにしましょう。
まず、畳数に関してですが、たいていカタログには「8~10畳」と書かれています。これは8~10畳の部屋向きというわけではなく、「木造なら8畳、鉄筋なら10畳」という意味の記述です。
それから、kWの数値は大きければ大きいほどパワーがあって広い部屋に対応可能という意味です。()内に数値がある場合には変更できる能力の幅を示しています。最小値が小さいほどきめ細かく運転することができます。
また、容量を決めるときには建物の種類や建物の耐熱性能、部屋の向きや窓の大きさなども考慮して決めるとよりよいでしょう。
たとえば家を建てるときに断熱構造や断熱素材のものを使うようにしたのであればエアコンの容量が少なくても部屋を十分温めたり冷やしたりすることができます。

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