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省エネで選ぶ

省エネで選ぼうと思ったら各メーカー統一の省エネラベル表記で確認すればメーカーごとの比較がしやすいです。
エアコンは統一省エネラベルに指定されている商品なので省エネラベリング制度で定められている省エネ基準達成率やエネルギー消費効率、多段階評価、年間電気料金などの省エネ情報の表示が義務付けられています。これらの表記を確認して電気代を節約できるエアコンを探しましょう。
省エネ基準達成率とは省エネ基準という目標値をどれくらいクリアしているかを%で表示している数値になります。数値が大きければ大きいほど省エネエアコンになります。
多段階評価は省エネ性能を★の数で表しているものです。省エネ基準達成率によって★の数が決まってきます。満点の5つ★なら121%以上の省エネ基準を達成しています。
正確な省エネ性能について調べたかったらエネルギー消費効率という数値に注目する必要があります。
エアコンのエネルギー消費効率の数字は以前から使用されているCOP=エネルギー消費効率と2007年から使用されるようになったAPF=通年エネルギー消費効率のふたつがあります。
現在の製品はすべて実使用の評価に近いということで省エネ評価はすべてAPFに統一されています。
APFの表記はたとえば、
10畳で3.6kWの場合には「達成率」が108%で「APF」が6.3
12畳で4.2kWの場合に「達成率」は116%で「APF」が5.7という数値が出ます。
達成率だけ比較すると12畳のほうがいいような気がしますが「APF」においては10畳で3.6kWのほうが効率がいいので必ずAPFと合わせて評価をみるようにしましょう。

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エアコンの容量

エアコンを購入する際には適切な能力のものを選ぶ必要があります。
いくらスイッチを入れても部屋が冷えなかったり、逆に冷えすぎて電気代がかかってしまうというのでは困ります。
適切なエアコンの容量を調べてぴったりのものを選ぶようにしましょう。
エアコンのメーカーカタログを見てみると部屋の大きさを一つの目安としています。
チェックするべきなのは部屋の畳数とエアコンの能力です。
エアコンの能力はkWであらわされています。この能力に対する畳数の記載を確認して決めるようにしましょう。
まず、畳数に関してですが、たいていカタログには「8~10畳」と書かれています。これは8~10畳の部屋向きというわけではなく、「木造なら8畳、鉄筋なら10畳」という意味の記述です。
それから、kWの数値は大きければ大きいほどパワーがあって広い部屋に対応可能という意味です。()内に数値がある場合には変更できる能力の幅を示しています。最小値が小さいほどきめ細かく運転することができます。
また、容量を決めるときには建物の種類や建物の耐熱性能、部屋の向きや窓の大きさなども考慮して決めるとよりよいでしょう。
たとえば家を建てるときに断熱構造や断熱素材のものを使うようにしたのであればエアコンの容量が少なくても部屋を十分温めたり冷やしたりすることができます。

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